猫のダイエット
猫の肥満は、人間同様にさまざまな病気を引き起こします。
糖尿病や高血圧、関節炎等が主に多くかかる病気らしいです。
肥満が直接的に原因にならなくとも、かかりやすくなったり病気を悪化する引き金となります。
可愛い可愛い飼いネコちゃんを、そんな病気にかからないようにするにはやはり理想の体型にしてあげることが、飼い主のつとめではないでしょうか…。
①まずは、理想の体重を知りましょう!
😸理想の体重を計算する方法(BSC4)
体重過剰(BSC4)
(現体重×0.7)÷0.8
肥満(BSC5)
(現体重×0.6)÷0.8
②ダイエット方法を決めましょう!
😸食事量を見直しましょう!
猫の場合は、運動よりも食事によるダイエットの方が有効と言われています。
理想の体重のカロリーはどのくらいなのか把握し、1日の摂取カロリーを計算してあげるようにしましょう。
市販フードのパッケージに必要な摂取カロリーや給与量が掲載されているので参考にするといいですよ。
😸食事の質を見直しましょう!
市販フードには、肥満対策のために作られたフードもあります。獣医師の診断のもと、処方されるフードもあります。
ちなみに我が家は、「ロイヤルカナンの適正体重の維持が難しい成猫用」をずっと与えています。食いつきがいいです。
病院でも肥満対策のロイヤルカナンのフードを販売してますが、我が家で与えているものと違い、味が薄く好まない子も多いそうです。
😸食事の与え方を見直しましょう!
できるだけ、回数を決め同じ時間にあげるようにしましょう。
我が家では1日2回朝夕あげてます。
1日3回あげることが可能であるなら、一回の給与量を減らし与えることも良いと思います。
また、おやつも1日摂取カロリーとして換算し、フードのカロリーを計算したほうがよいでしょう。
😸運動も大事ですよ!
おもちゃで遊んであげたり、キャットタワーで運動できるような環境があれば尚良いと思います。
😸定期的に体重を図り、体重を把握しましょう!
1週間に1回程度、体重を記録しダイエット効果を確認しましょう。
🌞注意すること🌞
〇過度な食事制限
急激に量を減らしたり、フードを変更してしまうと体調を崩したり、大きなストレスを感じてしまうことがあります。食事の回数を増やし、1回量を徐々に減らしていくなどの工夫をし、必ずウンチやオシッコの状態、回数、量などに変化がないかを状態をチェックしましょう。
また、断食は厳禁です。特に肥満気味のネコちゃんの場合、絶食によって肝リピドーシス(脂肪肝)を引き起こす可能性が高く、36時間以上の絶食は命に関わるため、過度な食事制限は行わないよう注意しましょう。