猫の肥満について
今日は、猫の肥満についてお話ししたいと思います。
我が家のネコちゃん、みるくは生後6か月に去勢手術をしました。
かかりつけ医からは、術後は太りやすくなるのでキャットフードの与え方や量について気を付けてくださいね。と言われてました。
みるくを初めて飼った、猫飼育初心者のみるさくは、かかりつけ医の助言を聞きながらも本当の意味での理由が理解できていなかったのです・・・( ;∀;)
術後は、できるだけ間食を控え1日2回の食事にしましたが、子猫の用のキャットフードをそのまま与えていたこと(1歳になるまで)。みるくのおねだりに負けて・・・チュールをあげてしまうこと、生後1年になる頃にさくらを迎い入れさくらのご飯を横取りして食べること等が重なり・・・体重がどんどん増えていきました。Max6.2㎏・・・( ;∀;)
術後、1年経過し予防接種のためかかりつけ医を受診。
すごーく怒られました。
「この子が、食べる量を調整できるわけがない。飼い主がちゃんと管理しないでどうするの!このままじゃ、100%の確率で将来糖尿病になるからね・・・。私は、忠告したので、あとでどうのこうのって文句言わないでくださいね。運動でダイエットなんて猫には難しいので、キャットフードで管理してあげないと!」
と言われました。グサッときました・・・。でもみるくのために頑張らなくては。自分がやらないで誰がやるんだと反省しました。
そして、みるくのダイエット生活が開始となりました。最初は、自分のお股も舐められず、コロンと後方へ倒れていってましたが・・・1年かけて6.2㎏→5.0へ減量成功しました。そして、また予防接種の時期が来てかかりつけ医受診。減量に対しては何もコメントいただけませんでした。当たり前のことだと思ったんでしょうか…。
まっ、みるくが自分のお股を舐められるようになったので良かったです。
🎀猫の肥満について
猫の体型で肥満の目安がわかります。
引用:ねこのきもち
<表をもとに肥満度チェックしてみましょう>
①助骨に触ることができるか
②上から腰のくびれが確認できるか
③お腹がぽっこりと重そうにしていないか
ネコちゃんの体重を自宅で計る場合は、ネコちゃんを抱えて体重計に乗り、そこから飼い主さんの体重を引きます。
肥満かどうかの判断が難しい場合は、病院での健康診断を利用しみてもらいましょう。
肥満になる原因は、食事の与えすぎと運動不足、避妊、去勢手術によるホルモンバランスの崩れ及び食欲増加傾向になる、病気や年齢等があります。
肥満になるといろんなリスクが生じます。
・心臓に負担がかかる
・糖尿病になるリスクが高くなる
・手術時の麻酔リスクが高くなる
・尿路結石を引き起こすリスクが高くなる
・関節に負担がかかる
見た目、コロコロしていると可愛くてとても癒されますが、ネコちゃんにとっては一つも良いことはないのです!
猫のダイエットは、長い目でみて取り組むことが大切です。
極端な減量はかえってネコちゃんの体に負担がかかり、ストレスや栄養不足、脂肪肝などを起こす可能性があります。
猫の減量目標は「週1%減」にし、焦らずゆっくり取り組みましょう。
次回は、ネコのダイエットについてお話ししたいと思います。